2017年02月作成
2024年11月更新
運転免許試験場(免許センター)の飛び込み飛び入り一発免許技能試験の走り方
免許試験場(免許センター)の試験コースを徹底分析。飛び込み一発免許合格の為の群馬県専用版ガイド。
運転免許最短短期取得。運転免許最安取得。
「運転」というものは、すぐに我流になってしまうものです。例えば、「左折時に右に振ってから曲がる」とか、「発進時に右のサイドミラーだけを見て発進する」などです。「えっ!?、どうして?」って思っている方が多いと思いますが、正しくは、左折時はできるだけ道路の左端に寄って、側端に沿って小回りしなければなりません。そして発進時は、ミラーに加えて直接目視と合図が必要です。このように合格するには、我流の運転を捨てて、道路交通法通りに「決められた時に、決められた事を、決められた様に実行する」ことが必要なのです。
教習所の検定では”オマケ”でチェックされないミスも、試験場(免許センター)では必ずチェックされてしまいます。「容赦なく」という言葉がここほど当てはまるところは他にはないと思うくらいです。運転に関する質問をしても、「教習所ではないので自分で勉強してきてください」と言われてしまいます。ではどうやって運転すればよいのか?
合格するには、押さえるべきいくつかのポイントがあります。そのポイントさえ押さえれば、受験回数に関係なく初回受験でも合格できます。一発合格率が12~13%と言われる仮免許技能試験に合格する為のポイントを、ローカルルールを交えて解説していきます。
技能試験コースは、およそ2000mで、3コースあります。コース順路図は、技能試験待合室に掲示してありますが、標識や標示がぬけていて、右左折にともなう進路変更の時期も示されていないので、大まかな道順しかわかりません。次に標識や標示を入れて、各コースごとにコース順路を示しました。合図や安全確認(目視)、進路変更を行うタイミング、走行する車線などを正確に記入しています。
前述したように、合格するにはコース順路を完全に憶えておく必要があります。憶えておかないと、合格はあり得ません。特に合図、安全確認、進路変更を行うタイミングを確認しておかなければなりません。
試験開始前に、実際にコース順路通りに歩いてみて、運転しているつもりになって、●あの交差点を曲がるから、この辺で進路変更の合図や確認を始めておかなければ ●交差点のどの辺を通って、どこの車線に入っていくのか ●ここではギアは何速に入っているのか(MT車)などをシュミレーションしながら、次に示すポイントをチェックしておいてください。
コースを歩いて確認しておくポイント |
右左折時・・・①中央線または、道路の左側端への進路変更を開始する場所(時機)を覚えておく。②それに伴う合図や安全確認のタイミングを、走行している時の速度をイメージして確認しておく。③左折する交差点のすみきりの大きさ。➃右折する交差点の中心の位置。
車線変更時・・・①進路変更を開始する場所(時機)を覚えておく。②それに伴う合図や安全確認のタイミングを、走行している時の速度をイメージして確認しておく。
その他・・・①徐行しなければならない所はどこか。②坂の勾配。③障害物付近。④見通しの悪い交差点。⑤一時停止場所。⑥狭路付近 |
【コース見学できる時間】
昼休みのみ 12:00 ~ 13:00
学科試験(予約なしでOK)を受けて合格したら、帰宅する前に昼休みの時間帯を利用して、コースの見学をしておいて下さい。3つのコース全部歩いてみて、上記のポイントをしっかりチェックしておいて下さい。
技能試験当日は、12時前に免許センターに行き、技能試験待合室でコース番号を確認して(写真 右上)、13:00までもう一度当日のコースを下見しておいて下さい。そのあと13:30までに技能試験窓口で受付をします。受験番号が右上に書かれた「技能試験についての注意事項」が手渡されるので、よく読んでおいてください。14:00から技能試験待合室で試験説明が始まります。重要なポイントをサラッと言ってますので、よく聞いておいて下さい。質問がある時は、この時にしておきましょう。但し、運転に関する質問には答えてくれません。(法規により不要助言が制限されている為)また、履物にも注意して下さい。それが終わると、いざ出陣!です。
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① 安全確認は、技能試験に合格する為の最も重要な要素になります。試験で不合格になる人のほとんどが、この安全不確認を何回か減点されていると思います。例えば、
●発進の時、右サイドミラーで後方の確認をして発進した。(目視なし)・・・10点減点
●進路変更の時、サイドミラーとルームミラーで後方の確認をして進路変更した。(目視なし)・・10点減点
これだけで、もう20点の減点になります。このように技能試験では、ミラーに加えて直接目視を行うことが大原則になります。
② 安全確認は、行う時期や場所、方法に至るまで明確に決まっていて、少しでもタイミングが遅れたり方法が違うと、すべて減点につながります。下表を参考に、どんな時にどんな方法で確認するのかを理解して身につけて下さい。 < 減点細目 安全不確認 >
適用事項 | 確認の時期や場所 | 確認の方法 | 減点数 |
【発進】 | 発進しようとする前に右後方及びその他周囲を見る | 直接目視 | 10 |
【後退】 | 後退しようとする前に後退場所及び方向を見る | 直接目視 | 10 |
【周囲】 | 後退中に側方又は後退する方向を見る | 直接目視 | 10 |
【巻込み】 | 左折直前に車体の左側方を見る | 直接目視又はバックミラー | 10 |
【変更】 | 進路を変えようとする時に変えようとする側の後方を見る | 直接目視及びバックミラー | 10 |
【交差点】 | 交差点に入ろうとする時に他の車両や歩行者に対する安全を確認する | 直接左右を目視 | 10 |
【後方】 | 走行中に信号が黄色に変わった時など後方の状況を知る必要がある時に後方を見る | バックミラー | 10 |
【踏切】 | 停止線の手前で一時停止した時 | 直接左右を目視、窓を開けて耳で確認 | 10 |
【脇見】 | 走行中、接触、脱輪等危ない時に危ない所を見る | 直接目視又はバックミラー | 10 |
【降車】 | 降車時、ドアを開けようとする前に後方を確認する | 直接目視 | 10 |
③ 確認動作は、すばやく正確に行う必要があります。試験官に確認したことをわかってもらうために、直接目視は目線だけでなく、顔全体を向けて下さい。また、確認中は車体がふらつかないように、ハンドルを固定しておくよう心掛けて下さい。
④ 特に重要な安全確認のポイント
【発進】 ●以下のように必ず5点確認を行います。
左後方目視 → 左サイドミラー → ルームミラー → 右サイドミラー → 右後方目視(首を左いっぱいに向けてから順番に確認していって、最後は首を右いっぱいに向けて、右後方目視をして発進します)
●「発進時」とは、発着点からの出発の時だけでなく、信号待ちのあとの発進や踏切、坂道発進の時など、車が停止した状態から発進する時のすべてを意味します。
●信号待ちをしていて、先頭で交差点を発進する時や踏切、一時停止で停止して発進するときは、5点確認に加え、左右の確認も必要になります。(7点確認)
【変更】 これは最も減点されやすい適用事項です。ほとんどの人の場合、進路変更する時の確認は、まったくしないか、ミラーで済ませていると思います。それではいつまでたっても合格できません。やはりここでも、ミラーによる確認と併せて、ミラーの死角(斜め後方)を直接目視しなければなりません。例えば、右に進路変更する場合、ミラー確認と目視のどちらを先に行うかというと、群馬県内の指定自動車教習所では、
ルームミラー → 右合図 → 右サイドミラー → 目視 → ハンドル操作(進路を変える)
というのが主流で、ミラー確認を先に行います。
しかし、安全確認の方法の順番まで明確に決まっているものではないので、試験場の技能試験では、「合図を出して3秒後に進路変更」を確実に行うために、以下の方法で安全確認を行って下さい。
【例】右折時に中央線に寄るための進路変更(右寄せ)
最初に合図を出し、心の中で「1,2,3」と数えてから進路を変えます。(「1,2,3」の代わりに「ルーム、サイド、目視」と数えながら、その行動をしていくと良いでしょう)。斜め後方を目視しながらのハンドル操作は、絶対に避けて下さい。目視が終わり、前に向き直ってからハンドル操作です。
また、この変更確認は、次の場所で必要になります。●左折の為の路端への進路変更時(路端から1m以上離れている場合) ●右折の為の中央線への進路変更時 ●車線を変える時 ●障害物の通過時 ●発着点など路端に寄って停止する時
【後退】【周囲】 普段バックする時は、シフトをⓇに入れて、サイドミラーかルームミラーを見ながらバックしますが、そのやり方では20点の減点になります。なぜなら、
●バックする前に、車の周り360°を目視していない・・・10点減点
●バックしている時、ミラーは見ているが目視していない・・・10点減点
仮免技能試験でバックする所といえば、狭路(S、クランク)で、脱輪や接触を避ける為のバック以外はありません。ですから、うまく通過できれば、一回もバックする機会はありません。本免技能試験では、方向変換か縦列駐車を行いますので、上記に注意してバックしてください。
【巻き込み】 ハンドルを左に切りながらの左後方目視は、危険ですし、確認したことになりません。左折する5~10m手前の地点で行います。左サイドミラー、又は直接目視で確認しますが、普通車の場合、直接目視のほうが効果的です。
【脇見】 走行中、車外の一点に気を奪われ、脇見する以外に、次のような場合にも適用されます。
●狭路内や障害物の通過時、接触や脱輪しかかっているのに、その危ない場所を見ていない時
●速度を気にするあまり、計器類を見すぎた時
進路変更の時、例えば障害物を避ける時など、ほとんどの方は合図をしないか、したとしても3秒という時間までは意識していないと思います。今一度、合図についての決まり事を下表で確認して下さい。また、30mとは実際どのくらいの距離なのか、といった距離感も身につけて下さい。
<運転者は以下の行動を行う場合、合図をし、その行為が終わるまで継続しなければなりません。>
合図を行う場合 |
合図を行う場所、時期 |
発進する時 | 発進する前 |
左折する時 |
左折しようとする地点(交差点で左折する場合はその交差点) から30m手前の地点に達した時 |
同一方向に進行しながら進路を 左方に変える時(左進路変更) |
進路を変えようとする時の約3秒前 |
右折か転回をする時 |
右折か転回をしようとする時(交差点で右折する場合はその交差点) から30m手前の地点に達した時 |
同一方向に進行しながら進路を 右方に変える時(右進路変更) |
進路を変えようとする時の約3秒前 |
徐行か停止をする時 |
徐行か停止をしようとする時(ブレーキを踏めばブレーキ灯が光る ので実際は何もしない) |
後退する時 |
後退しようとする時(シフトをⓇにするとバックランプが光るので 実際は何もしない) |
●合図は、早くても遅くてもいけません。決められた時期に出してください。
●途中で切れたら、すぐに出し直して下さい。
●カーブ走行中など合図が戻らない時があるので、戻し遅れにも注意して下さい。
●コースによっては、ハンドルを戻した時に自然に切れるのを待つのではなく、すぐに出し換えなければならない時もあります。
これらの安全確認や合図(特に右左折前の進路変更時や発進時)を身につけるには、イメージトレーニングの反復練習しかありません。イスに座って車を運転しているとイメージして、進路変更時の確認動作を何回もやってみて下さい。また、歩いている時や自転車に乗っている時にもできると思います。頭ではなく、体で覚えたほうが簡単に確実に身につきます。最初はなかなかうまくいきませんが、すぐに出来るようになります( ´艸`)
各章ごとに、減点されやすい主な減点細目を示します。参考にして下さい。
<注1> 減点数欄の「〇印」は、1回のミスでは減点されませんが、2回以上同じミスをすると、1回目までさかのぼって減点される「特別減点細目」です。 <注2> 減点数欄の「危」は、危険行為を示し、すぐに試験中止になります。 |
減点細目 | 適用事項 | 減点数 | |
合 図 不 履 行 等 |
発 進 合 図 |
路端から発進する場合 1、方向指示器を操作しない時 2、発進後の進路変更が終わるまで合図を継続しない時 3、発進後の進路変更が終わっても合図をやめない時 |
5 |
変 更 合 図 |
進路を変更する場合 1、進路変更の合図をしない時 2、進路変更が終わるまで合図を継続しない時 3、進路変更が終わっても合図をやめない時 4、合図をした時期が遅い、又は著しく早い時 |
⑤ |
|
右 左 折 合 図 |
右折又は左折をする場合 1、右折(転回を含む)又は左折の合図をしない場合 2、右左折が終わるまで合図を継続しない時 3、右左折が終わっても合図をやめない時 4、合図をした時機が遅い、又は著しく早い時 |
⑤ |
*進路変更の時、合図をしてから3秒未満で進路を変え始めた場合は、上表の変更合図の4が適用されます。
試験官が一番嫌う事は、試験の進行を遅らせる行為です。座席やミラーを何度も合わせ直したり、質問したりする事は控えましょう。
乗車する時は、車体やタイヤの異常がないかを確認しながら、助手席側から後方を通り、右側を抜けて運転席まで行きます。そして後方の安全を確認してからドアを開け、素早く乗り込みドアを閉めます。ロックはしなくても減点はありませんが、したほうがいいです。乗車したら、『お願いします』と一言挨拶しましょう。試験官が氏名などの受験者確認を行いますので、質問に答えます。それが終わるとすぐに発進しますので、以下の手順で発進の準備にかかります。
1から6までの手順を覚えてしまい、確実にできるようにしておいてください。
発進の際、あなたが発進した為に、後続車がアクセルを緩めてしまっただけでも進行妨害になりますので、注意して下さい。乗車してから発進するまでは採点の範囲ですが、発進してからしばらくは、準備走行(ならし運転)なので、その間にブレーキの効き具合を試すなど、少しでも試験車両に慣れておきましょう。試験官が「準備走行終わり」と言ったら、再び採点が始まります。(ならし走行は出発してコースを300m走行して再び発着点にもどります)
減点細目 | 適用事項 | 減点数 |
安全措置不適 |
1、ドアを完全に閉めない時 2、ルームミラーが合ってることを確認しない時 3、ギアが入ったままクラッチを切らないで、エンジンを始動した時 4、ハンド(駐車)ブレーキを戻さない時 |
5 |
5、シートベルトを着用しない時 |
10 | |
安全不確認(発進) |
直接目視により、右後方及びその他周囲の安全を確認しない場合 |
10 |
後車妨害 |
後方から進行してくる車両の速度又は方向を急に変更させるおそれが ある場合に、進路を変えようとした時 |
危 |
アクセルむら |
1、アクセルのふかし過ぎ、クラッチの急接、その他発進操作不良の為、 おおむね0.4Gを超える加速度を生じる発進をした場合 * 2、アクセル又はクラッチの操作不良の為、車体ノックが生じた場合 3、3000回転を超える空ぶかしを生じた場合 |
⑤ |
エンスト | 操作不良の為、エンジンが停止した場合 | ⑤ |
発進手間取り |
発進時機の判断不良、又は操作不良の為、おおむね5秒以内に発進しな かった場合(ただし、発着点では適用されません) |
⑤ |
発進不能 |
同一場所でエンストを4回行った場合、又は他の交通に支障を及ぼす おそれがある場合 |
危 |
*0,4Gを超える加速度とは、バス内に立っている人が倒れるような状態
障害物との安全な間隔や進路のとり方、狭路(S、クランク)での速度調節や走行位置を試験官は見ますが、皆さんにとって、そんなに難しくはないと思います。
障害物の通過で重要な点は、①対向車を見逃さない ②適切な間隔をあける ③進路変更の正確な合図、確認動作です。要領を下に示しますが、やはりこれもイメージトレーニングを何回もやらなければ、スムーズにこなせません。
①で右合図を出す
①と②の間でルームミラー、右サイドミラー、右後方目視
②で進路をゆるやかに右へとり、中央線を越える前に対向車の有無を確認する
③対向車がある時は、この位置で停止する
④合図を左に出しかえる
④と⑤の間でルームミラー、左サイドミラー、左後方目視
⑥進路をゆるやかに左へとり、合図を消す⑦
*障害物との間隔は1m
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減点細目 | 適用事項 | 減点数 |
安全不確認(変更) |
進路を変えようとする時に、変えようとする側の後方を直接目視及び バックミラーで見ない時 |
10 |
合図不履行(変更) |
減点細目「合図不履行」参照 |
⑤ |
側方間隔不保持 | 障害物との間隔が、50cm未満の時 | 20 |
左の写真は群馬県総合交通センターの発着点です。左横は線を踏まないように線から30cm未満に入って平行に停止します。前は黄色のポールに車体の先端を合わせます。
減点細目 | 適用事項 | 減点数 |
停止位置不適 |
1、停止線の手前からおおむね2メートル以上手前で停止した時 2、発着点等に設けられた停止目標物(ポール等)から車体の先端が前方又は 後方におおむね0,3m以上離れて停止した場合 |
5 |
指定場所不停止 |
停止線の手前で停止しない場合や線を超えてしまった時 |
危 |
*停止線は、よく見て絶対に超えないように注意して下さい。
皆さんは、一発免許試験に挑戦するくらいなので、普通にいけば余裕で通り抜けることができると思います。しかし、油断すると後輪が脱輪したり、無理をしてポールに接触する場合もあります。
特に覚えておいて頂きたいのは、Sやクランクは一回で通り抜ける必要はないということです。ポールに当たりそうな時、脱輪しそうな時は、切り返し(バック)して行き直しましょう。狭路では、1回の切り返しは減点になりません。ただし、その時は安全確認を忘れないで下さい。
仮免1コースのSの入り口 Sからクランクへの渡り クランク出口
● 走行位置やハンドリングが安定していれば、断続クラッチを使わず、1速でクラッチをつなげたままいっても構いません。(MT車)
● 狭路の出口では、曲がっていく側に寄せなくても構いません。寄せてしまうと、後輪が脱輪します。
● 狭路の出口で優先車が来ていない時は、停止せずに速やかに発進して下さい。(「止まれ」がない場合)
● 出口のための右左折合図は、最後のコーナーを曲がっている時で構いません。
減点細目 | 適用事項 | 減点数 | |
切り返し |
1回 | 0 | |
2回 | 5 | ||
3回 | 10 | ||
4回 | 危 | ||
狭路変更 | 進路変更が遅れたり、左折時に右振りした場合 | 5 | |
安全不確認 | 後退 | 後退しようとする前に、後退場所及び方向を見ない時 | 10 |
周囲 | 後退中に側方又は後退する方向を見ない時 | ||
脇見 | 脱輪、接触等、危ない時に危ない所を見ない | ||
接触 | 小 |
・ポールに車体が軽く接触した場合 ・ポールの1本だけに軽く当たってしまった場合 |
20 |
大 |
・ポールに車体が強く接触した場合、もしくはその怖れがある場合 ・ポールの2本以上に当たってしまった場合 |
危 | |
脱輪 | 小 |
タイヤの一部が道路の側端から出た場合、又は縁石に接触した場合 (下記 写真参照) |
5 |
中 |
タイヤが縁石から落輪したり、乗りあがった場合 (下記 写真参照) |
20 | |
大 |
脱輪中になった時、すぐに止まって元の位置までバックして、やり直 さなければならないが、止まらずに1.5m以上前進してしまった場合 |
危 |
脱輪小 |
浮きコースの場合
沈みコースの場合
脱輪中 |
浮きコースの場合
沈みコースの場合
群馬県総合交通センターのS,クランクは沈みコースです
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群馬県総合交通センターの周回道路はほぼ長方形のため、4つのコーナーの速度調節に注意が必要です。ブレーキを踏みながらカーブに入らないよう、カーブの手前でしっかり減速しておきましょう。しっかりとした減速とは、その先のカーブを安全に曲がることができる速度まで落とすということで、徐行ではありません。速度の落とし過ぎにも注意して下さい。 カーブの走行は、カーブ手前でブレーキを使い終わり、右足はアクセルに乗せておき、ほんの少しアクセルを踏んで一定の速度で曲がっていくのがベストです。
1~3全コース、庁舎と反対側の直線道路で指示速度50キロの課題が1回あります。1コースを例に解説します。
A地点・・・カーブをセカンドギアでたちあがってきて、ハンドルが安定したら力強く加速してサードギアにシフトアップし、加速します。横で試験官が「指示速度50」と言います。
B地点・・・トップギアに入れ、メーターで50キロをチラッと確認してください。メーターをあまりじーっと見ると、脇見やふらつき(それぞれ10点減点)につながります。(50キロはキープしなくても一瞬だせばOKです)
C地点・・・この辺から減速していかないと、前方のカーブを安全な速度で入れなくなります。まず、フットブレーキ(ポンピング3回、同時にルームミラーで後方確認)で十分に速度を落としてからクラッチを踏み、セカンドにシフトダウンして、カーブにさしかかる前には、クラッチをつないでおきましょう。ブレーキを踏みながらカーブに入ると危険ですし、20点減点になります。
D地点・・・すでに減速し終わり、右足はアクセルに乗せておきます。
(MT車で解説しましたが、AT車も速度の上げ下げは、上記と同じです)
2コース、3コースは、庁舎側の外周道路で指示速度ですが、加速や減速の仕方は、上記と同じです。また、1コースは、庁舎側の直線道路の内周(障害物がある対向車線)を走行しますが、障害物を通過してくる対向車や交差点確認に注意が必要ですので、速度は40~45キロで走行して下さい。
指示速度以外のコース内での走行速度は、速度規制標識がないので、60キロが最高速度になりますが、コースの形状や順路を考えると、50キロを超える速度を出せるところはありません。その範囲内でメリハリのついた走行をしてください。特に周回道路や幹線道路は、円滑なギア操作(変速可能な距離があるところでは変速する)でしっかり加速し、グッと減速して曲がる感じでいきましょう。
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【所在地】
群馬県前橋市元総社町80-4
【TEL】
027-253-9300 (代表)
【アクセス】
●JR新前橋駅で下車し、徒歩で約10分
●沼田駅からアップル号高速バスに乗車し「運転試験場前」で下車し、徒歩1分
【駐車場】
無料駐車場あり
1.最初に仮免許を受験します
(1)試験の申請・受付をして下さい。
(2)適性検査と学科試験を受けます。合格者には、技能試験の日時が指定されます。
(3)指定された日時に技能試験(場内)を受けます。技能試験合格者には、仮免許証が交付されます。
↓
2.路上練習をして下さい
仮免許に合格したあと、本免試験を受ける前3か月以内に5日以上(1日概ね2時間)の路上での運転練習が必要です。所定の用紙に同乗者の氏名や練習日時を書込み、提出します。
↓
3.次に本免許の受験です
仮免許の時と同じ要領で、申請→適性検査→学科試験→技能試験(路上)を受けます。
↓
4.取得時講習を受けます
技能試験に合格したあと、合格日から1年以内に取得時講習実施機関(お近くの教習所)において受講します。普通車講習4時間、応急救護処置講習3時間、計7時間。
↓
5.免許証の交付
取得時講習の修了証明書等を持参して、免許証の交付を受けます。
● 2021年当初からのコロナ禍で、学科試験がインターネットなどによる完全予約制になっている都道府県が増えています。受験前に必ず群馬県警のホームページでお確かめください。
【取得条件】
1.年齢が18歳以上で、群馬県内に住所があること。(本籍はどちらでも問題ありません。)
2.免許の拒否、取り消し、又は国際免許の6か月以上の運転禁止処分を受けた方は、本免許の受験ま
でに二日間の取り消し処分者講習を受講し、欠格期間が経過していなければなりません。
【身体条件】
両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上。また、一眼の視力が0.3に満たない方、もしくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上です。
【取り消し処分者講習の受講等】
免許の拒否、又は免許の取り消し処分を受けた方は、二日間の取り消し処分者講習を受講しなければ、本免許の受験資格がありません。必ず本免許受験までに受講を済ませておいて下さい。
仮免許 | 本免許 | |
受付 |
月~金曜日(日祝・12/29~1/3を除く) 午前8:30~9:00の間 |
月~金曜日(日祝・12/29~1/3を除く) 午前8:30~9:00の間 |
必要な物 |
1、運転免許証、又は住民票 住民票(個人番号が記載されていないもの) は本籍地の記載のあるもので、コピーは 不可。(提出となります)日本国籍のない方は 、外国人登録証明書等が必要です。
2、身分証明書 健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台 帳カード、旅券等の本人確認書類(提示のみ) 、既に運転免許証をお持ちの方は、運転免許証
3、写真 2枚(縦3cm✖横2.4cm) 6か月以内のもので、無帽、正面、上三分身、 無背景のもの(目つむり写真は不可)
4、筆記用具等 HBの鉛筆、消しゴム、黒ボールペン、印鑑
5.届出教習所に入所している方は、届出自動 車教習所教習証明書 |
1、運転免許証、又は住民票 試験場で仮免許を取得された方は、必要ありません。
2、身分証明書 試験場で仮免許を取得された方は、必要ありません。
3、写真 2枚 左記と同様のもの
4、筆記用具等 HBの鉛筆、消しゴム、黒ボールペン、印鑑
5、仮免許証(有効なもの)
6、路上練習申告書
7、取り消し処分者講習済み証明書 過去に免許の拒否、又は免許の取り消し処分を 受けた方のみ |
費用 |
受験手数料(学科試験・審査) 2900円 車両使用料(特定失効者は不要)1450円 仮免許証交付手数料 1150円 |
受験手数料(学科試験・審査) 2550円 車両使用料(特定失効者は不要) 800円 免許証交付手数料 2050円 |
(手数料は、まれに県によって100円前後高かったり、安かったりします)
● 試験場に着いたら、まず案内カウンターや係員(腕章を巻いています)を見つけて、手続の進め方を聞いて下さい。丁寧に教えてくれます。
● 仮免試験は学科試験から受けていきますが、学科試験は毎週月~金曜日の午前が試験日になります。学科試験に合格してもその日の午後の技能試験は受けることができません。技能試験は、初回も2回目以降も毎週月・水・金曜日の午後からで予約制になっています。学科試験に合格してから帰宅する前に予約して下さい。
● 仮免許の学科試験に不合格になるとその都度2,900円、技能試験に不合格になるとその都度4,350円が必要になります。
● 本免許の学科試験に不合格になるとその都度2,550円、技能試験に不合格になるとその都度3,350円が必要になります。
● 仮免許合格後に路上練習が必要ですが、友人に横に乗ってもらえば無料?ですし、届出教習所などでもできます。(有料 1時間8,000~10,000円程度)
● 取得時講習は、15,400円(普通車講習手数料11,200円、応急救護措置講習4,200円)が必要です。すべてストレートで合格した場合は、26,300円で免許取得が可能です。
技能試験の成績は、100点を満点とし、減点方式で行われます。採点基準により減点事項が明確にされており、それに該当した場合、減点されていきます。
主な減点細目と減点数は、本サイトに記載しています。エンスト、合図不履行、加速不良(指示速度以外の場所)は、最初の一回は減点されませんが、各項目ごとに二回以上行うと、最初の一回も併せて減点されます。試験終了時に仮免許、本免許ともに70点以上残っている人が合格です。
不合格者の多くは、安全確認の方法、右左折の方法、信号がない交差点の通過方法が悪くて減点されている場合が多いので、前述の該当するページでよく研究してください。また、コース順路がわからない場合は、試験官から教示はありますが、コースは完全に覚えて下さい。覚えていれば、次の動作の準備ができて余裕が生まれます。(コースを間違えても減点になりませんが、復帰するまでの走行は減点の対象になります。)
手続きについては、各都道府県独自に変更している点もあるかもしれませんので、群馬県警のホームページでご確認下さい。 |
試験場の試験官と同じように、私も教習所で修了検定(仮免許試験)や卒業検定(本免許試験)を20年間行ってきました。
仮免許技能試験は、たった12分前後という時間の中で、受験者の合否を決めるわけですが、私が見ていたのは、「この受験者が、事故を起こすことなく安全な運転ができるか」という点です。技能試験の課題や採点基準は、それを客観的に判断するための手段にすぎません。大切なのは、運転に対する心の姿勢です。心の姿勢が良いと、他の交通に対する気配りができ、運転中の危険予測のレベルも上がり、事故を起こさなくなります。「事故を起こさない気持ち」が合格のポイントであり、免許取得後もあなたを事故から遠ざけてくれます。
試験場で求められる運転行動の中には、形式的なものだけで、実際の交通の場では何の役にも立たないものもあります。それは試験官も分かっています。ただ、技能試験という短い時間の中で、決められた事を素直に実行できない人に、交通ルールを守ることができるでしょうか。また、免許という責任を自覚しながら運転できるでしょうか。そこを試験官は見ているのです。
さあ、いよいよ試験に臨む時がきましたが、人間ですから必ずミスはすると思います。ミスをしてもすぐに気持ちを切り替えて、30点減点されても合格できるという余裕を持って下さい。緊張感とリラックスをセルフコントロールして、12分間集中力のある運転を目指してください。
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栃木県 W様
先日のメールの返信ありがとうございます!交差点安全確認についての質問にご丁寧に具体的にお答えいただきまして、二日後の本日無事に仮免一発試験に合格することができました。そちらのサイトに出会わなければ、何回受けても無駄なことが他の方を見ていてよくわかります。本当にお世話になりました。免許取得後も安全運転を心掛けてまいります。取り急ぎお礼を申し上げます、ありがとうございました!
交差点安全確認についてW様に返信した内容です。
W様の運転のどういう状況や場面を評して試験官が「交差点安全確認が遅い」とアドバイスをしたのかわかりませんが、以下の2つのうちのどちらかだと思います。
① 速度に応じた停止距離に対して確認するタイミングが遅い
例えば時速40キロで走行している場合停止距離は22mです。それなのに交差点の10m手前で左右を目視しても意味がありません
② 当然認知しておかなければならない事に対して気付くのが遅い
例えばSやクランクを通行中、接触や脱離しないようにハンドル操作に気をとられ、出口で優先車両の接近に気が付いていないような時です
上記のような現象があった時に試験官は交差点確認が遅いと注意します。確認の方法はもちろん直接目視による左右の確認です。交差点確認はすべての交差点で必要なのですが、状況に応じた安全確認をして下さい。実際に交差点近くに別の車両が存在する場合や見通しが悪いところなどは、減速を伴って安全確認が必要ですし、逆に明らかに安全で、他の車両がいなければ、加速しながら目線だけでチラッチラッと安全確認してOKですよ。それと、青信号でも左右確認を忘れないで下さい。
新潟県 T様
現在3つ不明点がございます、アドバイスを頂けますでしょうか。
1、コース南側の道路に信号機の無い横断歩道がありますが、試験官にわかるようなアクション(安全確認等)は必要でしょうか? 路上では歩行者や駐車中の車の有無・見通しが悪い場合など 左右の安全確認・徐行・一時停止等が必要ですが、免許センター内のコースでは歩行者・駐車中の車がなく見通しもよいです。内周は指示速度50キロ、外周は速度制限の60キロ(完全攻略4-1)となると、横断歩道の前で首を振って左右の確認をすると不自然ではないかと考えました。ただ横断歩道があるのに何もしないというのも違和感がありますし、コース内に設置されている意味を考えると余計に混乱しています。
2、踏切を横断する際もキープレフトで30~40cm(完全攻略4-8)が正解でしょうか?昔、教習所で踏切(線路)は脱輪しないように中央を走行するよう教わりました。
3、踏切で窓を開ける際、試験官へのアピールとして全開まで開けた方がいいでしょうか?今までは音が聞こえればいいと思っていたので窓は半分手前までしか開けていませんでした。
お問合せありがとうございました。
上記のご質問にお答えします。
1、 信号機のない横断歩道は、
① 横断する人がいる場合は停止
② いない場合はそのままの速度で通過
③ いるかいないか明らかでない場合は徐行
しなければなりませんが、試験場内は②の設定になっています。確認は、40mほど手前で軽く左右に首をひねればOKです。減速の必要はありません。
2、T様のおっしゃる通り、踏切では中央よりを走行するほうがいいのですが、技能試験ではそれは無視して路端から30~40cmを走行して下さい。2コースと4コースは出発したらすぐに右へ進路変更です。ご納得いかないかもわかりませんが、それが新潟のローカルルールです。
3、踏切での窓開けに関しては何センチ以上とかというきまりはありません。少しでも開ければ減点はありませんが、半分以上開けるようにして下さい。
神奈川県 E様
お陰様で仮免技能試験を一発で合格しました。受験者数はMT3人AT8人で、合格はMTは私だけATは若い女の子が1名だけでした。もっとも私はプロドライバー(ハイヤーとタクシー合わせて18年です)でしたので、試験官にプロの運転をみせてやるぞという意気込みで試験に臨みました。ちなみにコースは予習では全く覚えられず、本番前の30分間になんとか頭に叩き込みました。本免は二俣川に行く時間が取れないため、自動車学校に入校します。復免後は前歴が消えるまでは運転職は控えるつもりです。免許証は2年連続オービスで記念撮影したため取消になりましたので、今後はもう二度と退場しないように頑張ります。一発免許塾さんの試験コース完全攻略は素晴らしいです。ツイッターやその他SNSでもっと宣伝した方がいいと思います。最後にメールでのアドバイスをして頂いてありがとうございました。本当に励みなりました。
凄いじゃないですかー!、一発合格。本当におめでとうございます。ひと安心ですね(^_^)それだけの腕をお持ちなら、本免も楽勝だったと思いますが、時間がなければ仕方ないですね。でも自動車学校へ行けば、路上練習や普通車講習を受ける必要がなくなるので、結果的に一発試験よりも早く免許を取れちゃったりすることもありますので、頑張って下さいね!私のサイトにお褒めの言葉を下さってありがとうございました。TwitterやSNSも頑張ります!
千葉県 O様
おかげさまで昨日、仮免技能試験を2回目の受験で合格しました。何から何まで的確な記載で、この教材なしでの合格はあり得ませんでした。私が受験した千葉県運転免許センターでは、仮免技能試験を追加で受験するたびに4,350円かかるので、この教材代金はとても安く思います。全国の運転免許試験場の仮免技能試験の細かい情報を収集するだけでなく、このようにわかりやすくまとめられたご苦労には、本当にすごいことだと思います。
合格のご報告ありがとうございます。すご~い!Oさん。よかったですねー\(^o^)/ 本当におめでとうございます!それに私のサイトにお褒めの言葉を下さって、とっても嬉しいです。O様のお役に立てて良かったです。ありがとうございました。
山形県 A様
昨日、3回目の試験で合格を頂くことができました。ご指南頂いた内容が的確であった事に大変感謝しております。1回目の受験の際には、1回目にしては基礎ができていますとお褒めのお言葉を頂くことができました。何処で練習してきましたか?とも聞かれてしまいました。その為か?、2回目の受験時には突然試験官に2人乗り込まれて、さすがに緊張マックスでした。そして迎えた3回目の試験で晴れて合格を頂くことができました。全体的に少しスピードが速いですねと最後に釘を刺されましたが、当サイトのお蔭で自信をもって一発試験に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました。感謝、感謝、感謝です。
仮免許合格おめでとうございます!良かったですねー、その調子で本免許も頑張って下さい。私もA様から感謝のメールをいただいて、非常に嬉しいです。このサイトを作って良かったと実感しています。それにしても3回目での合格は凄いですね、友達に自慢しちゃって下さい(^_^)。本免許に関して何かわからない事があれば、お気軽にご連絡ください。
島根県 O様
実は今日、試験を受けてきたんです。そして、なんと合格!合格の言葉をもらった時に、運転の仕方がとても素晴らしかったけど、どこか学校でも行ってきたの?と言われて、嬉しくなっちゃいましたよ。(笑)ホントにここまで来れたのは、すべて一発免許塾さんのおかげです。一発免許塾さんに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました( ^ω^ )これからも、日本全国の、私のような困ったさんを救ってあげてくださいね。一度もお会いしたことはありませんでしたが、とても素敵な出会いでした。合格報告ができて良かったです!本当にありがとうございました。島根より…感謝の気持ちを込めて( ^ω^ )
おおっ!、免許ゲットしましたかヽ(^o^)丿おめでとうございます!本当に良かったですね。でも仕事早すぎですね、Oさんは。さすがですね(^_^) Oさんが免許を取得できて非常におめでたいのですが、これでOさんとお別れと思うと寂しさを感じています。私もOさんに出会えてほんとうに良かったと思います。メールのやりとりとても楽しかったです、ありがとうございました。
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